いけない嫁か?(2)

だんなはだんなで、「自分がしっかりしないとここで自分がつぶれたら
家族がばらばらになる。」とか
「自分が倒れたら一家が路頭に迷うから蓄えはしっかりしとかないと。」
とか考えていっぱいいっぱいになって自分でも精神状態が普通じゃなくなって
きているのを感じていたらしい。
しかしだ、私は結婚してから一回も「贅沢な暮らしがしたい」とか
「いい車に乗りたい」とか「絶対大きな家に住みたい!」とかいうことは
いったことはない。
まぁ、何気ない会話のなかで「そのうちいえたてたいね。」くらいはいったが。
なので、いってやりました。
「私は5にんで、普通に生活できてご飯食べれればそれでいい。」
「あんたがつぶれたら私がふんばればいいでしょ?」って。
そもそも、この昔かたぎな「男だから」とか「一家の主だから」とか言う考えは
多分、頭の固い彼の両親に植え込まれたんだろう。
大体「子供にいいものを食わせたい」とか「いい車に乗りたい」とかいうのは
男の見栄でしょう?
その見栄のために生活費ぎりぎりまで切り詰めて、年に一回しか美容院にいけない
100円ショップで化粧品そろえて妹のお古着て過ごしてる私はたまんない。
子供が風邪引いたって、病院代きにしなきゃいけない。
んで、赤字になって毎月積み立ててる分からおろしてくると、
「おまえが使うからだ。」とかブチブチいうんである。
私にしてみれば「借金してきたわけでもあるまいし。」である。

・・ひどいこといったかなぁ。私。
これで私はすっきりしたんだが、だんなにはしこりが残ったりしたかもしんない。
しかも「別れよう」っていったとき、私はこんな条件を出した。
1・子供はみんな私が連れて行く。養育費なんか要らない、その代わり一切会わせない。
2・あんたにはもう一回結婚して、義母と嫁の間に入って苦労していただく。
3・もし、再婚できなかったとか、その嫁に子供ができなかっったからって言っても
  この家の跡取としては子供は絶対に渡さん!みんな私の子!!
って条件。
「おまえならそん位ほんとにするな。」といっておりましたが、
どうやら、離婚する気はないようです。
まじで、いけない嫁かもしれん。
・・まぁ、とりあえず、しばらくは医療費のこと、いわれなくてすむでしょう。
大体ストレス性の病気の治療すんのに医療費がストレスになってたら治らんって。